カタツムリ、「操られた」末に迎える憐れな最期(東洋経済オンライン)
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自分という存在が、どのように形づくられているのか? 本当に不思議である。
カタツムリは臆病な生き物である。
もっとも、カタツムリは臆病でなければ生きてゆくことはできない。カタツムリの天敵は鳥である。
カタツムリは、おせじにも逃げ足が速いとは言えない。空から襲ってくる鳥から身を守るには、つねに葉の裏に隠れ、危険を感じれば殻の中に閉じこもるしかないのだ。
葉の上に出かけるような冒険心のあるカタツムリは、次々に鳥たちの餌食になり、臆病で葉の裏に隠れ続けているカタツムリは生き残る。こうして、活動的なカタツムリが淘汰されていく中で、カタツムリは臆病な生き物として進化を遂げていくのである。