【神奈川】白山、村田浩明前監督率いる横浜と師弟対決かなわず。涙の小川堅誠主将「横浜を倒すことが目標だった」(スポーツ報知)

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◇高校野球神奈川大会1回戦▽白山3―4戸塚(2日・ハマスタ)  4月から横浜の監督に就任した村田浩明監督(34)の前任校・白山が1回戦に登場した。終盤まで目が離せない展開となったが、3―4で惜敗。勝てば2回戦の相手は横浜だったが、師弟対決は実現はしなかった。  9回1死一塁、1点を追う白山の主将・小川堅誠内野手(3年)は一球一球大声をあげ気合いを入れた。5球目、力いっぱいはじき返したライナーは遊撃手の正面へ。飛び出していた一塁走者も刺され、一瞬にして押せ押せムードは終わった。「みんながつないでくれてた。とにかく勝ちたかった」。目に大粒の涙を光らせ、時折声を詰まらせながら、悔しさを言葉にした。  代替大会の組み合わせが決まったあと、前監督と電話をした。「お前らなら、団結すれば勝てる。待ってるぞ」。そう力強く鼓舞してくれた。18年夏には北神奈川大会8強に導くなど白山の歴史を築き上げた前指揮官。突然の異動を聞かされた3月は「頭が真っ白になった」小川だったが、運命の引き合わせに気持ちは高ぶっていた。  絶対に見せたかった、最後の夏の姿。「人間的に成長させてくれた。愛情とか、人として必要なことを教えてもらった。村田監督と戦って、横浜を倒すことが目標だったけど…」。技術的にも、そして人としても大きくなった白山ナイン。しかし、恩師が待ちうける舞台にたどり着くことはできなかった。

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(2020/08/02)