茅ケ崎西浜、最多記録に届かずも46点大勝/神奈川(日刊スポーツ)

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<高校野球神奈川大会:茅ケ崎西浜46-0海洋科学>◇2日◇1回戦◇藤沢八部球場 全国高校野球選手権の代替となる都道府県の独自大会は2日、千葉で開幕し、静岡、岐阜、山口、高知、長崎、沖縄で決勝が行われた。神奈川では、県立の茅ケ崎西浜が46-0で海洋科学に5回コールド勝ち。選手権神奈川大会の最多記録53点にあと7点と迫った。2回に打者3巡、20安打の猛攻で31得点。32安打を放ちながら本塁打は0と、つなぐ野球で初戦を突破した。 【表】神奈川大会組み合わせ      ◇     ◇     ◇ 打線が止まらなかった。初回に7点を先制し、2回に31点、3回は8点を追加した。07年夏の神奈川大会で上鶴間が大楠戦で記録した53点の県最多記録には届かなかったが、先発全員の計32安打を放った。3番牧野強椰(ごうや)捕手は、6打数5安打7打点の活躍。他にも5打点を挙げた打者が2人もいるなど、切れ目のない打線をいかんなく発揮した。青木諒哉主将(ともに3年)は「こんなに点を取ったことはないです」と驚きながらも喜んだ。 コロナ禍による自粛期間中に、校舎の改修工事が始まった。サッカー部との共用で、内野ほどの広さのグラウンドがさらに狭まった。フリー打撃はできず、バックネットに向かって、3カ所に分かれて10分間の打撃練習を続けてきた。チームはつなぐ打撃を掲げる。限られた練習で大会に臨み、初戦で理想を体現した結果となった。 どんなに点差が開いても手を緩めず、守備も無失策で終えるなど、全力野球を貫いた。主将は「気持ちを切らさず、最後まで集中していこうと声をかけていました。次も自分たちの野球ができるように頑張ります」と意気込んだ。【湯本勝大】

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(2020/08/02)