レアル狙うモナコDF移籍金を36億に設定 地元紙(日刊スポーツ)

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レアル・マドリードが今夏獲得を狙っていると報じられたばかりの、モナコに所属するU-19フランス代表DFブノワ・バジアシーレ(19)について、移籍金が3000万ユーロ(約36億円)に設定されたとスペイン紙アスが2日に報じている。 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督お気に入りの選手となっているバジアシーレはモナコの下部組織育ちで、17歳の時にトップリーグデビューを果たした。192センチの長身で、スピードがあり、ボール扱いにたけており、今現在、フランス国内で将来を嘱望されるセンターバックのひとりとなっている。契約は24年まで残されている。 当然、獲得を狙うのはレアル・マドリードだけではなく、欧州で人気があり、興味を示すクラブとしてバレンシア、レーバークーゼン、ベンフィカ・リスボンなどの名前が挙がっている。しかしこれまでモナコに届いたオファーで2500万ユーロ(約30億円)を超えたものはひとつもないとのことだ。そんな中、同紙はバジアシーレの関係者から、レアル・マドリードが関心を寄せているという情報を入手している。 またアス紙は、移籍金3000万ユーロ(約36億円)というのは、レアル・マドリードが今夏、新型コロナウイルスの影響を財政面に受けているために掲げている、大きな支出を抑える方針に完全に適合した価格であるという。クラブは今夏、新たな選手を補強する予定はなかったが、その移籍金を妥当な金額と見ているため、獲得に動く可能性があるとのことだ。 これまでマンチェスター・シティーが獲得を考えていた他、昨季はウルバーハンプトンが3400万ユーロ(約40億8000万円)のオファーを出していた。そして今現在、レーバークーゼンが最も獲得に近いクラブと見られていたが、モナコはレアル・マドリードがバジアシーレの入札に正式に加わるかどうか、様子を見ているところであるとのこと。 そのため今後、バジアシーレはレアル・マドリード、レーバークーゼン、バレンシアの3クラブの中から、移籍先を決めることになるとアス紙は推測している。そんな中、ジダンが監督を務めていること、メンバーに同胞のヴァランやベンゼマがいることは、バジアシーレがチームを選択する上で大きな要素になると同紙は伝え、レアル・マドリードにアドバンテージがあると見ている。(高橋智行通信員)

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(2020/08/02)