急遽復帰のニコ・ヒュルケンベルグ、その適応力にライバルたちも”驚き”。ノリス「去年とは全然違うマシンなのに」(motorsport.com 日本版)

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 新型コロナウイルスに感染し、F1イギリスGPを欠場することになったセルジオ・ペレス。その代役としてレーシングポイントのマシンを操ることになったのは、昨年までルノーのマシンをドライブしていたニコ・ヒュルケンベルグだった。 【動画】2020F1イギリスGP予選ハイライト  ヒュルケンベルグは、GT3マシンをテストするためにニュルブルクリンク入りした際にレーシングポイントからの連絡を受け、急遽シルバーストン入り。サーキットに入ることができたのは、フリー走行1回目開始15分前という、まさにギリギリのタイミングだった。  そんな突然の起用だったにも関わらず、ヒュルケンベルグは安定してトップ10圏内のタイムを記録。予選では13番手となったものの、Q3進出まではあと0.065秒という僅差だった。  今のF1マシンのコントロールは非常に複雑。ステアリングホイールに取り付けられているスイッチとダイヤルの多さを見ても、容易にそれが想像できるだろう。そのマシンをすぐに高いレベルで操ることができるヒュルケンベルグの対応力は、驚異的とも言える。 「とても印象的だ。チームが変わった時、誰もがなかなかできないことだ。筋肉は、これまでにドライブしてきたモノを記憶している。だから彼は、ルノーをドライブするのに慣れていたはずだ」  そう語るのは、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンだ。 「ドライビングスタイルや、その他の全てがルノーに適しているのに、チームが変わるとそのマシンに順応するのには、普通ならばかなり長い時間がかかると思う」 「F2からF1に行くのとはまた違う。F1マシンをドライブするのは、全てが新鮮だし、新たな引き出しを持っていなければならない」 「チームが変わるのは似ているけれど、マシンはそれ自身が小さな特徴と癖を持っている。それを理解しなければいけないから、難しいと言わざるを得ないだろう。F2からF1に行く方が、F1チームを移籍するよりも簡単だと言ってしまえば、それは嘘になるかもしれない。でも、別のチームのマシンに慣れるのは、みなさんが想像するよりも時間がかかるモノなんだ」  マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、久々にF1マシンに乗るヒュルケンベルグは、肉体的に苦しんでいるはずだと想像する。 「正直に言って、僕はニコのような立場に立ったことがないので

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(2020/08/02)