7回制ダブルヘッダー導入も…メジャーは今季打ち切り必至(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 選手17人が新型コロナウイルスに感染したマーリンズを皮切りに、メジャーが大混乱に陥っている。  開幕戦でマーリンズと対戦したフィリーズでコーチと職員、計2人の感染が確認されたのだ。  クラスターが発生したマーリンズと、そのマーリンズが開幕戦を行ったフィラデルフィアを本拠地にするフィリーズの試合はともに7試合ずつの中止が決定している。  問題はしかし、この2チームに限ったことではない。マーリンズと対戦予定だったオリオールズとナショナルズ、フィリーズと対戦予定だったヤンキースとブルージェイズは中止を余儀なくされたため、ただでさえタイトなスケジュールはいよいよハードになった。  スケジュールを消化するための窮余の一策はなんと7回制のダブルヘッダー。スポーツ専門局ESPN(電子版)は30日、大リーグ機構と選手会は8月から7回制のダブルヘッダーを実施することで合意したと報じた。  だが、これで全スケジュールを消化できる保証はどこにもない。  新型コロナは全米で猛威をふるっており、新たなクラスターが発生するのは時間の問題。ひとつのチームでクラスターが発生すれば、対戦チームに加え、対戦予定のチームも中止を余儀なくされる。ダメージはとてつもなく膨らんでいくのだ。  メジャーが作成した感染防止のガイドラインにはツバ吐きが禁止されているものの、米国でツバ吐きとポイ捨ては文化みたいなもの。ベンチ内でツバを飛ばし、ドリンクの容器をそこいら中にポイ捨てすれば、それこそ感染者がネズミ算式に増えていっても不思議ではない。  マンフレッド・コミッショナーは中止の可能性を示唆しているし、シーズンの打ち切りも時間の問題だ。

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(2020/08/01)