日本在住メジャースカウトの厳しい現状 コロナ禍で一時解雇&給与差し止め(東スポWeb)

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 日本に在住するメジャースカウトの多くがコロナ禍の影響で一時解雇の憂き目に遭っている。  6月19日にプロ野球が3か月遅れの開幕を迎えてから1か月強。各球場では上限5000人の有観客試合が許可されるようになりウィズコロナの状況下で、ファンあってのプロ野球の日常が少しずつ戻ってきている。  その一方で戻りたくても戻れない人たちもいる。その一例がメジャースカウトだ。  29日現在、多いチームで35試合を消化した各地の球場で見かけなくなったのがネット裏から日本人選手を調査していたメジャー各球団のスカウトたちだ。  MLBは新型コロナの感染拡大によってオープン戦以降の活動中断が続いていたが、今月23日(日本時間24日)に試合数を60試合に短縮してようやく開幕。MLBと選手会の協議で焦点となっていた年俸支払い問題は通常年俸の37%が支給されることで合意したが、その一方で組織の末端である国際スカウトの多くは路頭に迷っている。  あるスカウトは「活動停止中も給料が振り込まれるNPBスカウトと違って、こっちは死活問題。緊急事態ですよ。ジーター(CEO)が自分の報酬全額をカットして職員全員の給与保証をしてくれているマーリンズを含む2、3球団以外は全て一時解雇による給料の差し止めを受けている状況。動きたくても動けないのが実情で、高校野球の地方大会も朝日新聞(デジタル版)のバーチャル高校野球で情報収集しているような状態」と逼迫した現状を語っている。  当然、今オフのメジャー移籍を目指すDeNA・山崎康晃投手(27)、日本ハム・有原航平投手(27)、西川遥輝外野手(28)らに関する現場での十分な調査はここまで行われていない。この実情を見るまでもなく、今季が60試合シーズンの影響で大幅な収入減となるMLBが日本人トップ選手にとってこれまでのような満足できる移籍先となるのか、それ自体が不透明な状況だ。

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(2020/07/31)