「サイタマ」入江監督9年ぶり自主映画の製作費募集(日刊スポーツ)

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入江悠監督(40)が「SR サイタマノラッパー」シリーズ以来、9年ぶりに撮影する自主映画「シュシュシュの娘」のクラウドファンディングが「モーションギャラリー」で28日からスタートした。 【写真】入江悠監督が9年ぶりに撮影する自主映画「シュシュシュの娘」 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、撮影などの現場が止まり仕事を失ったスタッフ、俳優と商業映画では製作できないタブーに迫る映画を製作することを目指す趣旨が話題を呼び、29日午後8時の時点で200万円を超える支援が集まっている。 入江監督は「コロナ禍で多くのフリーランスの制作者が仕事を失いました。私も、数年前から準備していた映画と連続ドラマの2本がなくなりました。今年はもう何もできないのかと悩みましたが、『ひとつだけできることがある』と思い出しました。数年前からずっと撮りたかった自主映画です」と語った。その上で「自主映画を撮れば、コロナ禍で苦境に陥ったミニシアターを全国巡回上映もできる。活躍の場を失ったスタッフやキャストにもチャンスを作れる。温めていた企画をもとに一気呵成(かせい)に脚本を仕上げました」と趣旨を語った。 一方で「この10年ほどメジャー映画の世界に身を置いて、徐々に日本のメジャーの限界も見えてくるようになりました。旧態依然とした体質やフリーランスに無理をしいる制作。それらを破壊し、自由な創作の場を取り戻したいと考えています」とも訴えた。 「シュシュシュの娘」は、入江監督自身の資金とクラウドファンディングに集まった支援で製作費をまかなう、完全な自主映画だ。政治的テーマを忌避しがちな日本映画が多い中、自由な戦い方が出来る自主映画の立場から昨今、問題となっている文書改ざん、政治的不透明さ、排外主義、パワハラといった政治的テーマにも言及するという。 入江監督は、有名無名を問わず全キャストをリモート面談を含むオーディションで決定すると告知し、1カ月で2500人超の応募があった。撮影は20年秋を予定している。同監督は「コロナ禍は収まる気配が見えず、探り探りの映画制作になりそうです。ただ、自主映画として最小限のスタッフ・キャストで製作するため、ゲリラ的な活動ができるメリットもあります。感染者が増えたり危険を察したら、集まることをやめる。責任者は私ひとりです。チームに危険が及びそうだったら一時休止して、事態

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(2020/07/29)