教訓生かした“インサイド”…劇的同点弾の新潟FW渡邉新太「もっと勝ち切れるチームに」(ゲキサカ)

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[7.29 J2第8節 東京V1-1新潟 味スタ]  力の入りすぎた8分前の失敗を繰り返さぬよう、落ち着いたインサイドキックで劇的な同点ボレーシュートを突き刺した。アルビレックス新潟FW渡邉新太は「その前にビッグチャンスを外していたので、自分のゴールで追いつけて良かった」とホッとした様子で振り返った。  敗色濃厚だった0-1の後半アディショナルタイム3分、DF新井直人のロングスローから試合が動いた。ニアサイドで相手DFとGKがボールの処理を誤ると、DFマウロが頭でつないだボールが渡邉の足元へ。「フリーだったのでコースを狙ってインサイドで蹴った」。右足からアウト回転で繰り出されたボールはゴール右隅に刺さり、チームの開幕からの連続試合得点を継続させる土壇場での同点弾となった。  それでも試合後、同点劇のヒーローとしてフラッシュインタビューに応じた渡邉だが「その前にビッグチャンスを外していたので……」とややバツが悪そうな表情。後半40分、FWファビオからのプレゼントパスをフリーで受け取ったが、力強く放ったシュートはゴール左上に外れていた。同点ゴールをもたらしたインサイドキックは、直前の後悔を教訓として生かしたものだった。  そのため、このゴールで“名誉挽回”と喜ぶつもりもなさそうだ。「アウェーで勝ち点1は悪くないけど、引き分けの回数が多いのはチームとして気になる。もっと勝ち切れるチームにならないとJ1昇格の1位、2位に入れない」。愛するクラブのJ1復帰のため、そして自身初のJ1挑戦のため、新潟育ちの24歳はアウェーであっても勝利だけを目指す。

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(2020/07/29)