J2最年少16歳11か月17日弾の山口FW河野孝汰「世界で活躍する選手になりたい」霜田監督も大絶賛!(ゲキサカ)
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[7.29 J2第8節 山口1-2長崎 みらスタ]
レノファ山口FCの期待の星がJリーグの歴史に名を刻んだ。3試合連続で途中出場したFW河野孝汰は後半34分、MF高宇洋とのワンツーでエリア内に抜け出すと、GKとの1対1を制してゴールネットを揺らす。16歳11か月17日での得点はクラブ最年少記録となったのはもちろん、J2リーグ戦記録も更新した。
しかしチームは直後に勝ち越しを許して1-2で競り負け、2連敗。初ゴールについては喜んだ若武者も、チームとしての結果が伴わなかったことで、「勝利したかったので悔しい気持ちもあります」と複雑な表情を浮かべた。
ただ起用し続ける霜田正浩監督は河野のパフォーマンスを絶賛。「しっかりとボールは収まるし、体の使い方もいい。シュートセンスもいい。大事に育てないなという選手ですが、同時に将来だけでなく、現在もチームに欠かせない選手に成長しつつあるなという印象。今日のゴールはそれを証明してくれた」と賛辞を並べた。
J2の最年少記録を12年ぶりに更新。歴代の年少ゴールをみても、その後世界に羽ばたいた選手ばかりだ。「世界的にみてもこの年齢で活躍している選手はたくさんいる。自分も世界で活躍できる選手になっていきたい」。来月12日でようやく17歳になる伸びしろ十分の超新星が、世界へ羽ばたくための第一歩を記した。
●河野孝汰(かわの・こうた)
2003年8月12日生まれ、山口県周南市出身。レノファ山口FCではU-12世代からプレー。U-18に昇格した昨年度よりトップチームに2種登録され、11月16日の山形戦でJ2リーグ戦デビューを飾った。今年も1月に2年連続で2種登録を発表。7月18日の琉球戦で今季初出場を果たすと、3試合連続で途中出場。通算出場4試合目での初ゴールになった。
■Jリーグ最年少得点記録
▽J1
1 森本貴幸(東京V)15歳11か月28日 2004年5月5日対市原
2 久保建英(横浜FM)17歳02か月22日 2018年8月26日対神戸
3 稲本潤一(G大阪)17歳07か月01日 1997年4月19日対清水
4 阿部勇樹(市原)17歳07か月04日 1999年4月10日対神戸
5 宮吉拓実(京都)17歳07か月27日 2010年4月3日対C大阪
▽J2
1 河野孝汰(山口)16歳11か月17日 2020年7月29日対長