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　29日に初めて全国で1000人を超える新型コロナウイルス感染者が確認されました。感染拡大防止と経済の再開という難しいかじ取りを迫られるなか、どういう政策を取るべきなのでしょうか。 　29日、東京の感染者は250人。大阪では過去最多の221人と初めて200人を超え、愛知でも167人と過去最多を記録しました。29日は感染者ゼロだった岩手県でも初めての感染者2人を確認。全国でも一日の感染者がついに1000人を超えました。 　とどまることのない感染増加のなか…。日産自動車は、新型コロナウイルスの影響を受けて今期の純損益が6700億円になるとの見通しを発表。GoToキャンペーンのなか、ANAホールディングスも新型コロナウイルスが直撃した今年4月から6月期の決算が1088億円の赤字であると発表しました。さらに、日本航空も中断していた来年度入社の採用活動を中止。外食業界でも牛丼チェーンの吉野家が最大150店舗を閉店することを決めました。 　相次ぐ企業の赤字や規模縮小などの報告。東京商工リサーチによりますと、先月1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業が780件と、今年最大となりました。冷え込む経済…。感染者の増加でさらに自粛ムードが高まると、この先、日本の企業はどうなるのか。そして、政府は現在の経済状況をどう見ているのか…。 　菅官房長官：「現在は感染対策と両立させながら段階的に社会経済活動を再開しつつありますが、国内消費をはじめ、持ち直しの動きも少し出ていると認識」

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(2020/07/29)