LGディスプレー、中国広州の有機EL新工場を稼働(LIMO)

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 設備投資額は8830億ウォンだった。稼働が遅れていた中国広州8.5世代(8.5G=ガラスサイズ2200×2500mm)有機ELパネル新工場の出荷式を7月23日に開催し、ようやく稼働に至った。48/55/65/77インチのテレビ用有機ELパネルを量産する予定で、早急に月間6万枚のフル稼働まで高めていく考え。  広州のテレビ用有機ELパネル新工場は、当初19年夏に稼働を開始する予定だったが、生産プロセスに不具合が生じたことなどで稼働が遅れ、これに新型コロナウイルスの影響が重なって、立ち上げエンジニアが中国に渡航できなくなり、2~3月にエンジニアを急遽派遣して立ち上げ作業を急いでいた。  これにより韓国の坡州工場と広州工場で8.5G月間13万枚の生産能力を備えたことになり、フル稼働すれば年間1000万台以上のテレビ用有機ELパネルを出荷できる。広州工場は月間9万枚までの拡張も視野に入れている。  ちなみに、20年はテレビ用有機ELパネルの出荷台数として400万~500万台を見込んでいる。かつては700万台を計画していたが、広州新工場の稼働遅れや新型コロナウイルスに伴う需要減少で、計画を下方修正していた。現在、有機ELテレビは、韓国のLGエレクトロニクス、中国のスカイワースやコンカ、ハイセンス、日本のソニーや東芝、パナソニックなど世界15社がラインアップしており、20年に入ってから米ビジオ、日本のシャープ、中国のシャオミーとファーウェイの4社が加わった。

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(2020/07/29)