ソフトバンク・和田が9K無四球の快投 天敵・西武から3年ぶり白星(東スポWeb)

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 ソフトバンクの和田毅投手が鬼門払拭の力投を見せた。29日の西武戦(ペイペイ)に先発して7回途中2失点。中継ぎのアシストを仰ぐ形となったがチームは4―2で勝利。今季3勝目を手にした。左肩故障後は天敵化していた獅子打線。実に2017年4月7日以来、3年ぶりの西武戦白星にもなった。 「前日まで調子自体よくなくて、腹をくくって全力で投げたのがよかった」。初回から強気に攻めた。最速146キロの真っすぐは全盛期をほうふつとさせる切れ味だった。奪った9三振は、すべての決め球が直球。「真っすぐの感じがよく、高谷がうまく配球してくれた」。相手打者は振り遅れ、バットに当たっても力のないファウルが多かった。8つの三振が空振りで奪ったもので、球界屈指の強力打線をいなす投球だった。この日は「自分の中で四球が最近多い。怖がってもダメだけど、怖がらずに(四球を)抑えていきたい」とのテーマを掲げていたが、見事に無四球と完遂だ。  テンポとリズムのいい投球で打線の援護も引き出した。初回に2つの空振り三振を奪って三者凡退のスタートを切ると、その裏、味方打線は4安打を集めて幸先よく2点を先制。2回に犠飛で追加点を奪うと、5回には柳田の10号ソロで効果的に加点した。柳田はこれで和田の今季登板6試合で3本目の本塁打。「(西武・木村の)本塁打で1点取られた後だったので、1点返せてよかったです」と価値ある一発で、この日も左腕を強力援護した。  6月27日の西武戦(メットライフ)では3回5失点でKO。左肩故障から復帰した昨季以降は、獅子打線の脅威にさらされ続けてきた。西武戦で5イニング以上を投げたのも17年以来。それだけに嫌なイメージを払拭する登板となった。ベテラン左腕の力投でリーグ最速の20勝に到達したホークス。3連勝で貯金を今季最多の6とし、首位をがっちりキープだ。

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(2020/07/29)