群馬 「県民の警察官」 安全に貢献 3氏に栄誉(産経新聞)

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 群馬県民の安全な暮らしと治安を守るため昼夜、地道な努力を続ける警察官を表彰する第44回「群馬県民の警察官」表彰(産経新聞社主催)の受章者選考委員会が29日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれた。厳正な審査の結果、受章者は、高崎署交通課事故係長、岩渕恭一警部補(59)▽前橋東署生活安全課生活安全係長、横手和裕警部補(58)▽前橋署地域課なんきつ交番主任、嶋村美里巡査部長(57)-の3氏に決まった。  「県民の警察官」は、長年第一線で活躍し地域の安全に貢献している警察官を表彰する。対象となるのは警部補以下で勤続20年以上、45歳以上の勤務成績優秀な警察官。県内各署から推薦された候補者を県警本部で複数回審査し、残った5人が、この日の最終選考対象となった。  5人は生活安全、地域、刑事、交通の各分野で活躍するベテランぞろい。選考委員からは「あの事件を解決された方だったのか」といった声や、「地域に寄り添い、密着した方を」「青少年のために尽力された方なら」などの意見も出て、年齢や表彰歴、職務内容なども参考に選考した。  受章が決まった岩渕警部補は、40年のキャリアのうち交通警察部門に34年勤務したベテラン。重大事故の捜査や真相解明を行い、自動車と運転免許の保有率全国一の群馬の交通安全に貢献した。現在も高崎署交通課で業務遂行と若手の指導育成に取り組んでいる。  横手警部補は、巡査拝命から38年余のうち生活安全部門に28年勤務し、特に少年事件捜査では県警本部少年課などで数多くの実績を残した。現在は前橋東署の生活安全係長として長年培ってきた経験と手法で部下を指揮し、事件捜査に手腕を発揮している。  嶋村巡査部長は、勤続33年余のうち地域警察部門に20年勤務し、刑事部門も12年経験、本部捜査1課時代には前橋市のスナック銃撃殺人事件を担当、検挙につなげた。地域部門でも顕著な実績を残し、現在も長年の知識と経験を生かして職場や住民の信頼も厚い。      ◇  表彰式は9月23日、前橋市の群馬会館で行われる。新型コロナウイルス感染防止に配慮し、出席者や規模を絞った上で、マスク着用などを要請する予定。 ■高崎署交通課事故係長 岩渕恭一警部補(59)  昭和55年4月に巡査拝命。前橋東署を初任地に、前橋署、高速道路交通警察隊、大泉署、館林署などを経て、平成29年3月から高崎署

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(2020/07/29)