カヌー羽根田卓也が五輪会場で練習「ただいま」(日刊スポーツ)

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ハネタクが、東京オリンピック(五輪)会場での練習を再開している。 16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストで、東京五輪カヌースラローム男子カナディアンシングルの日本代表に内定している羽根田卓也(33=ミキハウス)が29日、五輪会場のカヌー・スラロームセンター(江戸川区)で水上練習する様子を報道機関に動画公開した。 【写真】19年7月、新設されたカヌー・スラロームコースでデモンストレーションする羽根田卓也 同会場では昨秋に東京五輪代表最終選考会が行われるなどしたが、大会準備やコロナ禍により、しばらく利用が中断されていた。東京都が27日に利用再開を認めたことを受け、同日より本番と同じ会場でのトレーニングを実施。羽根田は「本当にこの日を楽しみにしていた。まずカヌーに乗った瞬間に、ただいまとあいさつした」と明かした。 新型コロナの影響で練習場所が確保できなかった時期には、自宅の浴槽でパドルをこぐ様子をSNSで公開するなどしていた。日本カヌー界を引っ張る実力者は、「やっぱり自粛期間中は家で過ごすことが多く、自分ができなかったことに取り組んだり、また自分と向き合う時間がたくさん増えた」と振り返る。 1年後に向けて、「オリンピックが延期になっても全力で臨むことは変わらない。この地で皆さんにいい姿を見せられるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。今後はしばらく、本番と同じコースで練習を継続していく予定。 同じく東京五輪代表内定者で、カヤックシングル男子の足立和也(山口県体協)と女子の矢沢亜季(昭和飛行機工業)も同会場で練習に励んでいる。足立は「できることを精いっぱい、ひとつひとつ積み重ねてメダルを獲得したい」と意気込み、矢沢は「コースの感触というのは体に染み込ませるもの。だから、しっかりと体に染み込ませるようにこいだ」とうなずいた。

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(2020/07/29)