メルセデス、フォーミュラEも人種差別と戦う”ブラックアロー”カラーリングに変更(motorsport.com 日本版)

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 8月5日からベルリンでシーズン再開を予定しているフォーミュラE。同カテゴリーへ参戦するメルセデスは、ストフェル・バンドーンとニック・デ・フリーズの駆るマシンカラーリングを変更。伝統のシルバーアローから人種差別に対する戦いを支持するブラックを基調としたカラーリングへ変化させた。 【ギャラリー】人種差別の根絶を支持。メルセデスの“ブラック・アロー“”新カラー  このカラーリング変更は、メルセデスF1チームの動きに追従するものだ。メルセデスは人種差別と戦う取り組みを支持しており、F1でも既にシルバーからブラックを主体としたカラーリングへと変更していた。  新カラーリングではハロに「END RACISM(人種差別の根絶)」とスローガンも入れられており、メルセデスのスタンスをF1と同様に示している。  メルセデスの乗用車マーケティング担当副社長であるベッティーナ・フェッツァーは、今回のカラーリング変更について次のようにコメントを寄せた。 「フォーミュラEにおいても、人種差別やその他の差別に反対し、社会におけるより素晴らしい多様性と寛容さを支持するために、我々は自らのグローバルプラットフォーム上で声を上げ続けていく」 「電動シルバーアローの特徴的な外見を変更するというこの決定は、我々の取引における開かれた環境、そしてリスペクトというスタンスを強調したものだ」 「この黒を基調としたカラーリングは、我々の価値観と相互の尊重を継続的かつ長期的に強化していく必要があるものなのだと、自らに思い出させてくれるものになる」  またメルセデスFEチームの代表を務めるイアン・ジェームズもこの変更の意義を語っている。 「我々は常に人種差別やあらゆる形態の差別に反対すること、そうしたモノは我々のスポーツや社会の中に居場所はないと明言してきた」 「しかしながら世界中で起きている最近の出来事は、人種差別に反対するために我々が自分たちのプラットフォームでより発言をしていく必要があることを悟らせた」 「レースは伝統的に男女平等や多様性があまり浸透していない業界だ」 「そのため、労働力の部分でこのアンバランスを正すためには、依然として長い道のりが残っている」 「パートナーと協力し、先祖や性別に関係なく将来的にフォーミュラEへ参加する機会を与えるために、若い才能を支援し、育成すること

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(2020/07/29)