2日間で7月1カ月分の雨…宮城・丸森町 コロナ禍で県内初の避難所開設 見えた課題は?(KHB東日本放送)

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 28日の大雨で宮城県内では、5つの自治体が避難所を開設しました。新型コロナウイルスの感染が拡大してから初めての避難所運営で、まだマニュアルの無い丸森町では、今後の課題も見えてきました。  28日は丸森町でも大雨となり、町は土砂災害が懸念される山間部の6地区827世帯2067人に避難勧告を出し、4カ所の避難所を開設しました。  新型コロナウイルスの感染防止策をとりながらの避難所運営は初めてで、町の職員はフェイスシールドをするなど感染予防策を徹底し、避難者の受付や検温に当たっていました。  飛沫感染を防ぐため、避難所内に設置するテントの導入を決めていますが、今回の避難所開設には間に合いませんでした。  そんな中で避難してきた人は、4つの避難所合わせてもピーク時で15世帯24人と多くは無かったことから、町の担当者は次のように評価しました。  丸森町総務課・佐藤克朗課長 「今回は避難者がそう多くはなかったので、ある程度のソーシャルディスタンスは取れたと思います。(避難者が)それがある程度の人数に達した時、後から来た人をどういうふうにするかが悩ましいところではあります」  町では避難所の定員をこれまでの半分から3分の1程度に減らして運用する方針ですが、定員以上の人が訪れた際どう対処するかが課題として残っています。  避難してきた人を帰すこともできないため、多少遠くても定員に余裕のある別の避難所へ誘導することも一つの案として検討していて、秋までには暫定的な運営のマニュアルを作りたいとしています。  丸森町総務課・佐藤克朗課長 「いつ起きても良いように、十分事前にこういった場合にはこういう対応するというしっかりしたマニュアルが必要と思う」

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(2020/07/29)