FIA F2、ソチ戦開催決定で10ラウンド20戦を確保。今後はさらなるレースの追加が濃厚(motorsport.com 日本版)
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新型コロナウイルス流行の影響を受けて、F1同様に大幅な開催スケジュール変更を余儀なくされた2020年のFIA F2。この度ロシアのソチ・オートドロームでのラウンドが追加され、現時点で10ラウンド20戦がカレンダー入りした。
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F1のサポートレースとして行なわれているFIA F2は、F1が2020年シーズンの序盤8レースのカレンダーを発表した際に、FIA F2も同じ週末に同じ会場でレースをすることを発表。レッドブルリンク(2ラウンド)、ハンガロリンク、シルバーストン(2ラウンド)、カタルニア、スパ・フランコルシャン、モンツァの計8ラウンドを確定させた。
その後F1は7月上旬、第9戦にムジェロでのトスカーナGP、第10戦にソチでのロシアGPをカレンダーに追加。それに併せてFIA F2もムジェロで第9戦を開催することを明らかにしていたが、それ以降のラウンドに関しては未発表となっていた。
そんな中、29日にFIA F2は、F1ロシアGPの週末に同地でFIA F2第10戦を開催することを正式に発表した。これにより、FIA F2はFIAのスポーティングレギュレーションによって定められた10戦という最低条件を満たし、今季もFIA選手権としてのステータスを維持することとなった。
ただ、FIA F2は今後もさらに多くのイベントが追加される可能性が高く、彼らの声明の中でも、いずれ改訂版のカレンダーが発表されることが示されている。
F1は先日ニュルブルクリンク、ポルティマオ(アルガルヴェ)、イモラでの3レースをカレンダーに追加することを発表した。これらはいずれも、FIA F2が前身のGP2時代にレースを実施していたサーキットだ。
「今回の決定は非常に良いニュースです」とFIA F2のCEOであるブルーノ・ミシェルは語った。
「まず第一に、今回の発表は2020年に10ラウンドの開催が確定したことを意味する。これはこの選手権に関わる全ての人にとって非常にポジティブなことだ」
「さらに、F2には3人のロシア人ドライバーがおり、ロバート・シュバルツマンは現在ランキングで首位に立っている。そういった理由からも、F2をソチで開催することは素晴らしいことだ」
ソチはGP2