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　日本円にして約23億円もの高額の宝くじに当選した男性が意外な行動に出ました。その理由は28年前に仲間と交わしたある約束でした。 　「もし宝くじに当選したら…」。かなうはずのない夢のような約束。それが現実となりました。アメリカ・ウィスコンシン州に住むトーマス・クックさんが高額の宝くじ「パワーボール」に当選したと気が付いたのは先月10日、夫婦で朝食を食べている時でした。その額は2200万ドル、約23億円にも上りました。実は、トーマスさんは昔からの釣り仲間・ジョセフさんと「もし宝くじに当選したら賞金を山分けしよう」と約束をしていました。そう約束してから28年も経っていました。そして、トーマスさんは約束を守り、ジョセフさんに連絡したのです。 　友人・ジョセフさん：「大当たりしたら山分けしようって言っていたんだ。毎週買って…。こんなことが起きるなんて思ってなかった」 　宝くじに当たったトーマスさん：「約束は約束だ」 　賞金を2人で分けて税金を抜くと1人あたり6億円ほど。トーマスさんは当選が分かるとすぐ仕事を退職、引退生活を楽しんでいます。 （C）　CABLE NEWS NETWORK 2020

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(2020/07/29)