JA全農、新会長に菅野氏 任期3年、経営基盤強化や就農者育成注力(産経新聞)

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 JAグループで商社の役割を担う全国農業協同組合連合会(JA全農)は29日、菅野(かんの)幸雄副会長(70)=JA全農愛媛県本部運営委員会会長=が同日付で新会長に就任したと発表した。テレビ会議で記者会見した菅野氏は「国内農業の発展に尽くす」と述べ、経営基盤の強化や新たな就農者の育成などに取り組むとした。  任期は3年。菅野氏は「新型コロナウイルス感染拡大で、消費の動向や販売の方法が変わってくる」と指摘。JA全農は現3カ年計画の初年度に当たる令和元年度、粗利益に相当する事業総利益が計画値を約3%下回るなどしたが、菅野氏は構造変化への的確な対応などが重要だと語った。  伊藤忠商事がファミリーマートに対して実施している株式公開買い付け(TOB)に絡み、JA全農は今月8日、同じJAグループの農林中央金庫とともにファミマへ計4・9%を出資すると発表。会見に同席した山崎周二理事長は、JA全農は29日の通常総代会で100億円の出資を決め、0・9%を保有する方針だと説明した。農林中金が残る4・0%を出資する。  山崎氏は「食のバリューチェーン(価値連鎖)をつくる会社とは今後も広くアライアンス(提携)をする必要がある」と述べた。

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(2020/07/29)