韓国の自動車販売 コロナ禍でも増加=主要世界市場で唯一(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国自動車産業協会が29日に発表した「2020年上半期の自動車新規登録現況分析」報告書によると、今年上半期の韓国の自動車新規登録台数は前年比6.6%増の94万8000台だった。世界の主な自動車市場の中で、国内販売が増加したのは韓国が唯一となる。    新型コロナウイルスが世界的に流行する中、韓国は政府の需要振興策が功を奏したことに加え、多様な新モデルが発売されたことなどが影響した。  ただ、商用車販売は減少した。乗用車の新規登録台数は前年同期比10.7%増加したものの、トラックなどの商用車は11.9%減少した。   報告書は新型コロナの影響で、公共交通機関の利用が減ったことや零細事業者などが新車の購入を先送りしたためと分析した。  商用車は観光需要の低下により大型バスの販売が振るわず、24.4%減少。トラックは零細事業者が主に利用する1トントラックの販売が10%以上減り、全体で9.8%減少した。  乗用車では、セダンの販売が減り、スポーツタイプ多目的車(SUV)が増える傾向が続いた。  報告書はセダンとSUVがともに大型のモデルの販売が増加する傾向が目立ったとし、新型コロナの感染拡大により国内旅行やキャンプなどが増えたためと分析した。  電気自動車(EV)の新規登録は今年上半期に9万台増え、輸入EVと国産ハイブリッド車(HV)を中心に前年同期比29.7%増加した。自動車販売全体に占める割合は9.6%で過去最高を記録した。  輸入車販売は米国車を中心に15.8%増えた。  輸入車の新規登録は前年より米国車(58.0%)、中国車(42.5%)、ドイツ車(42.2%)の順で増加し、日本車は不買運動の影響で59.3%減少した。  報告書は米テスラのEV「モデル3」の供給が韓国で本格的に始まり、米国ブランドの販売が増え、中国車はボルボやEVを中心に販売が増えたと分析した。

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(2020/07/29)