【POG】モーリス産駒を疑うほど走りが軽いインフィナイト(東スポWeb)

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 初年度産駒から無敗の2冠牝馬デアリングタクトを出したエピファネイア。見るものを圧倒する、そのパワーはトレセン在籍20年オーバーの記者の独断では「ナンバーワン」。あのスミヨンが制御に四苦八苦しながら、ジャスタウェイに4馬身差を付けて押し切った2014年ジャパンCはその真骨頂だったと思っている。  実は「純粋な芝馬ではない」との声もあり、デビュー前の調教に騎乗した川田は「ダートのほうが合いそう」と口にしたのだとか。実際、15年のドバイ遠征では芝のレースではなく、ダートのドバイワールドCを選択。結果的には大惨敗を喫したものの、その敗因は「キックバックを嫌がったため」であり、ダート適性に関しては問題なかったはず。いずれはダートの大物も出すのではないかと大いに期待している次第だ。  一方でエピファネイアの半弟で今年から産駒がデビューしたリオンディーズは先週終了時点ですでにJRA4勝をマーク。「予想以上の健闘」と思われているのかもしれないが、デビュー時から素質の高さを聞かされてきた身としては〝いやいや、これくらいは当然でしょう〟って感覚。調教に乗っていた岸本助手も「あの馬は乗り味が抜群だったし、スピードもあった。やっぱり血統の裏付けがある馬は違うよ」と。このままの調子で結果を積み上げ、繁殖牝馬のレベルが上がってくれば、さらなる活躍馬を出しても不思議はないだろう。競走馬としてのキャリアは不完全燃焼に終わってしまったが、種牡馬として大輪を咲かせてくれることを願っている。  逆に大きな期待を背負いながら、なかなか結果を出せないモーリスは評価が少し怪しくなっているが、個人的には「意外な苦戦」との認識は持っていない。モーリスは父スクリーンヒーローではなく、祖父グラスワンダーに通じる前躯の発達したパワータイプ。ディープインパクトとは対極の位置にいるタイプであり、本質はパワータイプでも母父スペシャルウィークの要素も持っていたエピファネイアよりも軽さを感じなかった。飛び抜けた能力を持っていた自身は克服したが、その産駒はどうなのか…。  トレセンに入ってくる前の段階では評判高いのに、実際に動かしてみると「収縮が利かない」との話も耳にするモーリス産駒。だが、先週のウッドで併せ馬を行ったインフィナイト(牝=母モルガナイト・音無)なら、現状を打破できるかもしれない。一緒にスタートし、併入フィ

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(2020/07/29)