県内の観光関連事業者 新型コロナで「売上減」96%/埼玉県(テレ玉)
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「売上高が減少した」と答えた観光関連事業者は9割以上にのぼり、うち、半数以上は売上が5割以上減少したことが、県物産観光協会の調査で分かりました。
調査は、6月19日から7月3日にかけ、ネットでのアンケート形式で行われ、48の自治体・観光協会と118の観光関連事業者から回答がありました。
それによりますと、ことし3月から5月の売上が、前の年に比べて「減少した」と答えた事業者は、96パーセントにのぼりました。このうち「5割以上減少した」は57パーセントに達しています。さらに、この夏の売上についても95パーセントが「減少見込み」と回答し、「増加する見込み」はわずか5パーセントにとどまるなど、先行きについて観光業界に厳しい見方が広がっています。また、県内の主要な観光地の5月の観光客数について、前の年に比べて「70パーセント以上減少」と回答した地域が6割近くにのぼっています。
県物産観光協会の担当者は、「県外からの誘客は当面厳しいとみている。『GoToキャンペーン』が始まったが、まず、県内から徐々に観光客を呼び込んでいきたい」と話しています。