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　きょう29日（水）も全国的に不安定な天気が続きます。 　東北ではこれまでの大雨で非常に危険な状況が続いていますので、引き続き厳重な警戒が必要です。 　そのほかも広く曇りや雨で、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。 　東北ではこれまでの大雨で川が非常に危険な状況となっています。 　きょう未明、最上川中流で氾濫が発生しました。東北の雨のピークは越えていますが、引き続き、警戒が必要です。 　そして、東北地方では土砂災害の危険度も高くなっています。少しの雨でも崩れやすくなっていますので、危ない場所には近づかないようにしてください。 　 　この先の雨の予想をみると、東北の雨雲は次第に抜けてきますが、西日本の日本海側や東日本を中心に雨雲がかかりやすくなります。雷を伴って、激しい雨の降る所がありそうです。 　特に雨の量が多くなりそうなのが九州北部地方で、あす朝までに最大で100ミリの大雨を予想しています。 　そのほかも山沿いを中心に雨の量が多くなるおそれがありますので、土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに注意、警戒が必要です。 　沖縄や九州南部では晴れて夏空が広がりますが、そのほかは広く曇りや雨の梅雨空が続きます。日中の最高気温は東海から西では30℃前後まで上がって、蒸し暑くなりそうです。 （気象予報士・多胡安那）

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(2020/07/29)