コロナ死亡率って本当に減ってんの?(ギズモード・ジャパン)

【リンク先抜粋】
集中治療室(ICU)での新型コロナウイルスの致死率は、3月の60%弱から5月末には42%を切る水準まで下がっています。これはアジア、欧州、北米の1万人以上の感染者を対象に行なった20数種の調査を初解析した結果わかったもので、6月末、医学誌Anaesthesiaに発表されました。 気になる原因について主著者のティム・クック名誉教授(バース王立ユナイテッド病院麻酔・集中治療室に勤務。Appleじゃないからね!)はこう述べています。 パンデミック初期段階で臨床結果が迅速に公開され、世界規模で学びが共有された成果だろう。また、たとえば初期の感染爆発期ほどにはパンク状態ではなくなって、ICUの受け入れ基準が変わってきたこととも関係があるかもしれない。 薬や治療法に関する情報交換が進み、手遅れになる前に収容できるゆとりができたことで、全体として致死率が低減してきたというわけですね。なるなる~。 治療法には地域差があるのに、致死率の減少傾向にはあまり差がないことから考えて、特定の治療法が効いて死亡率が下がったわけではなさそうですけど、この論文の2週間前には同じ英国のオックスフォード大学から「ステロイド系抗炎症薬デキサメダインの投与で人工呼吸器患者の致死率が30%減った」という発表もあったばかりです。心強い限りですね。

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(2020/07/27)