新大関・朝乃山、昭和以降5位タイの初日から9連勝「連勝記録は意識してない」(スポーツ報知)

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◆大相撲7月場所9日目(27日、東京・両国国技館)  全勝の新大関・朝乃山(26)=高砂=は、同じ高砂一門の兄弟子の小結・隠岐の海(34)=八角=を上手投げで下して、初日から9連勝を飾った。新大関の初日から9連勝は、11年九州場所の琴奨菊に並ぶ昭和以降5位タイ、15日制定着の1949年以降で3位タイの記録となった。  取り直しの一番にも大関は動じなかった。34歳ベテランの隠岐の海と2度目の取組となった立ち合い。左上手を素早くつかむと押し込んだ。終始、前に攻め込む相撲で土俵際に追い込み、土俵を半周。最後は引きながら巧みに上手投げで転がした。「相手が巻き替えて出たところを、反射的に上手投げができた」。激しい内容の相撲を2番終え、懸賞を受け取って土俵を降りると肩で息をした。  最初の一番は、土俵際の上手投げで軍配が朝乃山に上がったものの、物言いの末に隠岐の海と同体と見なされて取り直し。「自分の中では、攻められている中で投げを打ったので、負けたかなと思った。取り直しだったので、気を引き締めて自分の相撲を取りきることに集中しました」と文句なしの白星をつかんだ。  これで初日から9連勝となり、新大関では11年九州場所の琴奨菊以来。部屋の大先輩で、元横綱・朝青龍の8連勝(2002年秋)を上回った。順調に連勝を伸ばすが「連勝記録や勝ち星とかは意識してない。一日一番、しっかり自分の相撲を取ることだけを考えています」と目の前を見つめる。  次は同じ学生相撲出身で、2敗の関脇・御嶽海戦。全勝で最強横綱・白鵬(35)=宮城野=と賜杯争いをけん引する中、自身より番付が下の相手に負けることは許されない。期待がかかる新大関は「(今日の)こういう勝ち方も大事だと思うので、あしたから引き締めて頑張りたい」と力を込めた。

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(2020/07/27)