【群馬】元カードゲーム日本一の関東学園大付・西浜、6回途中4失点敗退も入学時から約40キロ増の自己最速146キロに更新(スポーツ報知)

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◆高校野球代替大会 ▽群馬1回戦 前橋工6―4関東学園大付(27日・上毛新聞敷島)  関東学園大付のエース右腕・西浜勇星(3年)が公式戦初先発し、6回途中4失点で初戦敗退したが、自己最速を4キロ更新する146キロをマークした。  セットポジションからでも、180センチ、75キロの体が大きく躍動した。初回に3本の長打で3失点したが、「力みが取れた」と2回に相手のプロ注目右腕・佐藤祐(3年)を146キロの外角直球で空振り三振。初回先頭打者本塁打を許した貫井翔矢一塁手(3年)にも140キロ台連発で追い込み、144キロで空を切らせた。1点リードの6回先頭に四球を与え、5回0/3を5安打3四球4失点で降板したが、「ごちゃごちゃ変化球を投げるより、一番自信のある球で押した」。5三振はすべて直球の空振りで奪った。  型破りな成長を遂げた。小学2年時にカードゲーム「バトルスピリッツ」で日本一になり、翌年から白球を握ったという。高校入学時は球速107キロだったが、1年夏に最速166キロ右腕のハンター・グリーン(米レッズ傘下)の映像を参考にフォームを改良。「肘から上げる小さなテイクバックから、胸郭の筋肉から回す大きなテイクバックに変えて、2か月間で球速が27キロアップした」  昨夏からベンチ入りし、群馬大会4強。昨秋は背番号10で県大会1回戦にリリーフ登板したが、本塁打を浴びてコールド負け。「アウト2個しか取れなかった」と悔しさをバネにした。コロナによる部活自粛前の最速140キロから大会前に2キロ更新。「秋に1回も勝てず、春の大会もなかったので、この夏は勝ちたかった」。初めてエースナンバーを着けての公式戦初先発で白星はつかめなかったが、球速はさらに4キロアップ。入学時から40キロ近く急上昇した。  進路についてはBCリーグ志望で「1年で結果を残し、150キロを出して、NPBに行きたい」と明かしたが、日本高野連とNPBによる合同練習会への参加も検討するという。最後の夏は76球で幕を閉じたが、急激な進化を続ける新星から目が離せない。

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(2020/07/27)