三反園知事退任「走り続けた4年間」(MBC南日本放送)
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三反園訓知事が27日、1期4年の任期を終えました。退任会見では、県民とともに歩む政治の実現に走り続けた4年間だったと総括しました。
(三反園知事)「県民とともに歩む政治をやりたい。鹿児島に生まれて良かった。住んで良かった。そういう鹿児島をつくりたい。そういう思いで、365日走り続けた4年間だったのではないかと私なりには思っている」
三反園知事は、初の民間出身知事の成果として、ベトナムとの定期便就航などトップセールスにスピード感を持って取り組んだことを強調しました。また、忘れられない思い出として、2017年に宮城県で開かれた全国和牛能力共進会で、鹿児島県が総合順位で全国1位になったことを挙げました。
一方、塩田康一新知事には、新型コロナウイルス対策の継続を求めました。
(三反園知事)「新型コロナウイルスの感染拡大防止と、経済の両立を図るべく、第2次補正予算もあるので、そういったものを使いながら、支援策をどんどん展開していただければと思う」
今後については、まだ何も考えていないと述べるに留まりました。
このほか、27日は新しい知事に就任する塩田さんと、新型コロナウイルス対策や財政運営など54項目について事務引き継ぎの署名を行いました。
(28日知事に就任 塩田康一さん)「引き継ぎ書に書かれている中身は、まだこれからいろいろ職員の皆さんに説明してもらうが、今後、県民の皆さんのご期待にしっかりと応えられるよう、仕事をしていきたいと思う」
午後4時半からの退任式では、およそ100人の幹部職員に対し、最後の挨拶を行いました。
(三反園知事)「国体は中止だけは、避けたい。なんとか延期を勝ち取りたい。国体の成功に向けても県庁一丸となって取り組んでいただけたら」
そして午後5時半、退庁の時間になると、県庁1階の正面ロビーで職員の見送りを受けました。大勢の職員が見送る中、三反園知事は4年間務めた県庁を後にしました。