「当然」と反米感情あらわ 成都の米総領事館を閉鎖(テレビ朝日系(ANN))
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在外公館を巡り、米中対立が熱を帯びています。中国・成都にあるアメリカ総領事館は中国政府が要求した退去期限である日本時間27日午前11時に閉鎖されました。成都から報告です。
(森林華子記者報告)
閉鎖された総領事館の前まで来ることができるようになりました。26日まで国旗が掲げられ、その下には総領事館という表示がありました。しかし、今は黒いポールのみになっていて、その下の表示は白いボードで覆われています。中国にあるアメリカ大使館が発表した映像によりますと、日本時間27日午前7時すぎに国旗は下ろされ、旗は領事に託されました。この後、職員らは総領事館を離れました。実は、我々も早朝からこの周辺にいたのですが、当局は海外メディアを遠く離れた場所まで追い出しました。というのも、閉鎖後に中国の当局者が館内に入ったのですが、その様子を当局のコントロールが利く国営メディアだけに取材させました。この周辺は今も多くの見物人が集まっています。何をしに来ているかというと、わざわざここに来て記念写真を撮りに来ています。なかには中国国旗を持っている人もいました。「閉鎖は当然だ。これからは受け身ではいけない」と話す人もいて、ここにいると反米感情の高まりを強く感じます。