深谷市役所新庁舎 開庁式/埼玉県(テレ玉)
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旧庁舎の老朽化に伴い、建設が進んでいた深谷市役所の新しい庁舎がこのたび完成し、27日、開庁式が行われました。
27日の開庁式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、市の幹部など関係者のみが参加して行われました。深谷市の小島進市長は、「庁舎は、市民皆さんのもの。素晴らしい環境で働けることに感謝し、仕事で恩返ししていきたい」とあいさつしたあと、小島市長らがテープカットを行い、新庁舎の完成を祝いました。
新庁舎は、総工費およそ73億円、地上4階建てで、明治以降、レンガ製造が盛んになり「レンガのまち」として知られた深谷にふさわしいレンガの外観となっています。1966年=昭和41年に建設された旧庁舎は老朽化が進み、耐震性も不足していることから解体され、来年夏までに駐車場として整備される予定です。
このあと、新庁舎のメインエントランスでは、市のキャラクター「ふっかちゃん」が来庁者を出迎え、市出身の実業家で新しい1万円札の肖像にも選ばれた渋沢栄一のイラストが描かれた「ペーパーシールド」を手渡していました。
また、庁舎の南側には日本の近代化を支えたレンガ工場「ホフマン輪窯」をモチーフにしたイベントスペースが整備され、27日は、地元農産物などを販売する「ふかやマルシェ」が行われました。
マルシェには、市内の農園など7団体が出店し、「深谷ねぎ」やトウモロコシのほか、「深谷牛」も並び、「ふっかちゃん牛乳」や、渋沢栄一のグッズも販売されていました。このスペースは、今後も市民向けに活用されるということです。