静岡の中心市街地から地元の大型書店がなくなる(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 中心市街地から地元資本の大型書店が姿を消しました。静岡駅前の「戸田書店静岡本店」が7月26日、営業を終了しました。 <従業員の閉店の挨拶>「皆さまに本当にご愛顧頂いて、深く厚く御礼申し上げます。ありがとうございました」  26日が最後の営業だった「戸田書店静岡本店」は静岡駅前の葵タワーの地下1階から地上2階にありました。2002年に旧長崎屋のビルを取得して開業し、2010年に葵タワーに入りました。雑誌や文芸書、専門書など、約60万冊を揃える県内最大級の書店でした。 <閉店に立ち会った人>「今、何でもネットで買えるが、実際に本を見ながら選べるというお店がなくなっていくのは淋しいなと思う」 <天野大輔記者>「1階の出入口の脇には、お客さんからお店へのメッセージを伝えるコーナーが設置されていて、500件以上の感謝の気持ちを示した付箋が貼り出されています」  ただ、近年はネット通販や電子書籍が普及し、店舗での販売部数が減少していました。 <街の人>「(書店が)昔はいっぱいあった、我々が若い頃は。呉服町だけでも数店あった。本当に淋しい。みんな、本読まないのかと思って」  静岡市の中心部の呉服町通り周辺には、かつて、江崎書店、谷島屋、吉見書店など、地元資本の大型書店が並んでいました。2002年以降、閉店・移転が続き、戸田書店が最後でした。 <静岡紺屋町名店街 服部功理事長>「駅前の人の流れが変わってしまう可能性がある。学生はじめ、若い人が立ち寄ってくれるところが、ひとつなくなるわけなので、それは懸案事項」  静岡市中心部では、新たなビルの建設や再開発が進んでいます。大型書店がなくなったことで今後、どのような街になるのでしょうか。  地元資本の大型書店は、この20年ほどですべて姿を消しました。  関係者によると、戸田書店が抜けた後のフロアに入る店舗は決まっていないということです。

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(2020/07/27)