3つのヘッド弾とひとつのボレー。鹿島とFC東京の一戦は勝点1を分け合う結果に(SOCCER DIGEST Web)

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[J1第7節]鹿島2-2FC東京/7月26日/カシマ  17位の鹿島が3位タイのFC東京をホームに迎えた一戦は、2-2で引き分けに終わった。 【PHOTO】興梠慎三・宇佐美貴史ら50名が厳選した「Jリーグ歴代最強チーム」を一挙公開!  鹿島の布陣は4-4-1-1。GKはクォン・スンテ、4バックは右から広瀬、犬飼、町田、永戸、ダブルボランチは三竿、L・シルバ、2列目の右はJ・アラーノ、左はエヴェラウド、セカンドトップに遠藤、CFに伊藤。  FC東京の布陣は4-4-2。GKは林、4バックは右から室屋、渡辺、森重、小川、ダブルボランチは髙萩と安部、2列目の右は三田、左は内田、2トップはD・オリヴェイラと永井。  決められなかったが、開始3分に永井がビッグチャンスを迎えるなど、序盤はFC東京がペースを握る。テンポ良くボールを動かしながら敵陣に侵入し、2トップの息の合った連係や三田の好配給などで圧力をかけていく。対する鹿島はいくつかのパスミスが散見され、思うようにボール保持率が高まらず、なかなかリズムを生み出せない。  最初の給水タイムの後もFC東京が優勢に立つが、先にスコアボードを動かしたのは鹿島だった。34分、右サイドを駆け上がった広瀬のクロスを、逆サイドで待ち構えていたエヴェラウドが頭で合わせ、ホームチームがリードを奪う。  ビハインドを背負ったアウェーチームだが、45分にCKから渡辺のヘディングシュートで試合を振り出しに戻す。さらにアディショナルタイムに、再びCKから今度は森重のヘディングシュートが決まり、前半のうちに逆転に成功する。    後半はスタートから鹿島が主導権を握る展開。持ち前のポゼッションで相手を揺さぶり、相手ゴールをこじ開けようとする。だが、ラストパスやフィニッシュの精度が乏しく、得点に至らない。やや攻めあぐねる時間帯もあったが、75分にようやく2点目が生まれる。遠藤のふわりと浮かしたボールに土居がボレーで合わせ、鮮やかにネットを揺さぶった。  終盤はFC東京も果敢に前に出るなど、一進一退の攻防が見られたが、その後は両チームとも得点できず。2-2と勝点1を分け合う結果となった。 取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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(2020/07/26)