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デカ厚ブームの揺り戻しか、紳士たちの時計がサイズダウンしつつある。いっぽうで今年、レディスウォッチはコロナ禍の受けてちょっぴりサイズアップするのではと予測している。一日のうちに何度も手を洗ったり、アルコールで消毒したりする「ウィズ・コロナ」の今、リングの出番が激減しているからだ。 その代わりの手元のジュエリーとして、存在感が増しているのが腕時計。これまでごく若い層を除き、日本の女性たちは控えめで上品なサイズの時計を好んできたが（37mm径や38mm径の時計を手に取って「うわー大きーい！」「ゴツーい！」と騒ぐ日本女性たちを何度見てきたことか）、リングがつけられないとなると、存在感のある時計をつけたほうがバランスがいいのだ。 さらに今年は、小難しい時の哲学とかそういうことを抜きにして、明るく前向きなデザインが求められているように思う。というわけで、今回は37mm径超えのニギニギしいレディスウォッチを選んだ。 CHANEL J12-20 「J12」のデビュー20周年を記念した、完売必至のアニバーサリーモデル。香水ボトルやハンドバッグ、パールなど、象徴的な20のモチーフがあしらわれている。高耐性ホワイト セラミック＋SSケース＆ブレスレット、自動巻き、38mm径、ダイヤモンド、世界限定2，020本。￥830，000（税別）〈CHANEL／シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519〉 PARMIGIANI FLEURIER トンダ 1950 ムーンボー アヴェンチュリン文字盤を虹色の宝石で取り巻いた、贅沢な超薄型フライングトゥールビヨン。18KRGケース（カラーサファイア＋ルビー＋ツァボライトガーネット＋アメシスト＋アヴェンチュリンガラス）×アリゲーターストラップ、自動巻き、40.2mm径、￥15，480，000（税別）〈PARMIGIANI FLEURIER／パルミジャーニ・フルリエ TEL:03-5413-5745〉 BREGUET トレディション　レディ 7038 香箱と輪列を露わにしたメカニカルなデザイン。タヒチ産黒蝶貝の文字盤にオレンジの新色ストラップが合わせられ、若々しいイメージになった。18KRGケース（ダイヤモンド＋マザー・オブ・パール）×カーフストラップ、自動巻き、37mm径、ブティック限定、￥4，310，000（税別）〈B

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(2020/07/26)