スーパースポーツとして一級品のマクラーレン「GT」の実力とは?【スーパーカーでお伊勢参り(後編)】(くるまのニュース)

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 この辺りには江戸時代の宿場町の景観が保存されていて、次の岡部宿やその手前の宇津ノ谷などでGTを停め、往時を偲んだ。道幅が狭く、段差などもあるのでマクラーレンGTの取り扱いには要注意だ。リフトアップシステムを活用して、ノーズを地面に擦らないようにした。  前述のように、江戸時代のお伊勢参りは徒歩だったから江戸から2週間くらい歩いて向かった。でも、こちらはクルマだから夜までには伊勢に着きたい。何も考えなければ、ここから新東名に戻って名古屋経由で伊勢に向かうコースを取るところだが、それでは面白くない。  GTの特徴的な縦長のカーナビ画面とスマートフォンの地図アプリを交互に確かめていたら、グランドツーリングにふさわしい良いアイデアが閃いた。伊良子岬からフェリーに乗って、対岸の鳥羽港に渡る「伊勢湾フェリー」に乗るのである。  コロナ禍による自粛期間中にAmazonプライムビデオでハマって観ていた映画「次郎長三国志」の影響だ。三国というのは、駿河国、遠江国、三河国のことで、静岡県の中部、西部、愛知県東部を表しているから、まさにこの辺のことだ。森繁久弥演じる森の石松が船に乗る有名なシーンがあって、それと伊勢湾フェリーが重なった。  サイトを見ると、今から向かえばコロナで減便中の最終便に間に合いそうだ。途中に渋滞があって、ドキドキさせられたけれども、伊勢湾フェリースタッフの適切な対応もあって、無事に乗船することができた。  クルマの旅でフェリーに乗るのは楽しい。今までアスファルトの上を走ってきたのをちょっと休んで、クルマと一緒に海の上を行く。GTをフェリーの中央部分に停めて、階段でデッキに上がっていく。水平線の向こうに陽が傾き、ほどなくしてフェリーは伊良湖湾を離れた。幸にして天候に恵まれ、視界は開け、伊勢湾の潮風が心地良い。

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(2020/07/26)