減塩効果が得られる低ナトリウム塩の商品が増える(日本食糧新聞)

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普通に使うだけで減塩効果を得られる「低ナトリウム塩」が増えている。塩分摂取量を抑制しなければならない消費者にとってはなくてはならないアイテムで、一般的な塩売場でも取り扱う店舗が多い。「品揃えにアクセントを付けられる商品」(流通関係者)で、普段使いの調味料としても注目したい。 一般的に「塩」とは塩化ナトリウム(NaCl)のことを指し、いわゆる「塩分の摂り過ぎ」とはナトリウムの過剰摂取のことをいう。「低ナトリウム塩」とは塩化ナトリウム以外の塩化カリウムや硫酸マグネシウムなどが25%以上含まれる食用塩のことで、さまざまな商品が店頭に並んでいる。 味の素社の「やさしお」は、塩分の50%をカリウムに置き換えた塩。緑色のパッケージは『低ナトリウム塩=緑』というイメージを定着させた。現在は卓上で使える瓶入り(90g)と袋入りの詰め替え用(180g/350g)を揃える。 塩事業センターは、にがりを含んだ「食塩 減塩タイプ」(200g)を販売。“赤キャップ”のロングセラー「食卓塩」の塩分を50%カットした「食卓塩 減塩タイプ」(90g)は“緑キャップ”で展開する。 その名もずばり、「お塩で減塩」を製造販売するのは日本海水。塩分の50%をカリウムに置き換えた商品で、パッケージには「ヘルシーサポート」の文言を入れた。卓上ボトル(80g)とチャック付きのスタンディングパウチ(350g)で展開する。 大正製薬は、セルフケアを応援する「Livita(リビタ)」ブランドで「減塩習慣」(400g)を取り扱う。こちらもナトリウムの半分を塩化カリウムにしたアイテムで、日常使いの塩の代替として提案する。 天塩は今春、塩化カリウムを使用せず、海洋深層水の成分で塩分30%カットを実現した「ファイブスターグリーン塩分30%カット」(150g)を発売した。高知県室戸沖に湧き上がる海洋深層水を独自技術で濃縮し、ナトリウムやマグネシウム、カリウムを結晶化することで塩分を30%カットした。パッケージには「塩分30%カット」を分かりやすく表記し、減塩しても豊かな食生活が楽しめるイメージに仕上げた。 ※日本食糧新聞の2020年7月20日号の「おいしい減塩食品特集」から一部抜粋しました。

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(2020/07/26)