静岡県東部で大雨被害 沼津・三ツ目ガード冠水、ダイビング店に土砂流入(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
【リンク先抜粋】
梅雨前線に伴い断続的に降った大雨の影響で、静岡県東部の一部地域では26日、土砂崩れや道路の冠水などの被害が相次いだ。
沼津市西浦江梨では午前10時半ごろ、大瀬川から土砂があふれ、近くのダイビングサービス「ココモオセザキ」に流れ込んだ。けが人はいなかった。
店は今月6日にも降雨で土砂が流入し、スタッフらが5日間かけ撤去作業したばかり。書き入れ時を迎えているだけに杉山善一社長は「ようやく営業再開したのに、またかという気持ち」と肩を落とした。
店は前回の被害を受け、土のうを積むなどの対策を講じていたが、床には土砂が10センチほど堆積。スタッフらがホースやスコップで泥をかき出した。今週末の営業再開を目指している。
同市岡宮の東名高速道沼津インターチェンジ西側の市道では、道路脇の斜面が崩れて倒木や土砂が道路をふさぎ、約6時間にわたって通行止めになった。市が倒木などを撤去し、応急措置で路肩に土のうを並べて車両を通れるようにした。
JR沼津駅東側の国道414号三ツ目ガード下では、道路が数十センチ冠水し、一時通行止めになった。同市西部を中心に道路冠水が相次いだ。
■富士・冠水9カ所、土砂崩れ6カ所
富士市では市内各地の道路が冠水し、旧富士川町域の山間部で土砂崩れが起きた。
市防災危機管理課や富士署によると、26日午後6時現在、市内で道路の冠水が9カ所、土砂崩れは6カ所で発生。同市中里の市道吉原浮島線で一時、深さ最大60センチほど冠水し、一部区間が通行止めになった。同市岩淵の市道北吉野2号線では、のり面のブロックや土砂が数メートルにわたって崩れ道をふさいだ。復旧は未定。
東名高速道、新東名高速道の通行止めの影響で、西富士道路や国道1号バイパスのアクセス道路が終日混雑した。