障害者用駐車スペース、多目的トイレ…障害者への無理解が生む差別(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。7月3日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、車いすインフルエンサーの中嶋涼子さんが“障害者への無理解”について述べました。 ◆障害者への無理解が「差別を生む」 作家の古谷経衡さんが、自身が経験した内なる障害への無理解に関して綴ったコラムが話題を呼んでいます。現在、古谷さんはストレスなどから精神障害者3級の認定を受けており、自家用車には車いすマークの障害者シールが貼られていますが、先日、古谷さんのことを健常者と勘違いした男性から、「障害者シールを貼るのはマナー違反」とクレームを受けたそうで、外見ではわからない“内なる障害”が、まだ社会から理解されないことに落胆したそうです。 中嶋さんの障害者の知り合いのなかには、自分で歩けるけど車いすに乗っている人がいて、“なぜ歩けるのに車いすなんだろう”と疑問に思ったことがあると言います。本人から話をよく聞いてみると「線維筋痛症という病気で、人より何倍も疲れやすいので『体力温存のために車いすに乗っている』と聞いてやっと理解できた」と中嶋さん。 それまでは「(内なる障害への)理解がないことで差別のようなことをしてしまっていた」と悔いつつ、古谷さんの記事に対し、「世の中には、そういう目に見えない障害を持っている人への理解がないことで、“差別が生まれてしまう”というのを知ってほしいと思った」と感想を口にします。 ◆障害への無理解をなくすには? そして、そんな現状を“変えていきたい”という思いから、中嶋さんはアメリカに留学していたときの日本との違いを紹介。 左の青い札は、障害者が病院の診断書がないと発行してもらえないもの。しかし、「日本だと、このマークは『東急ハンズ』などで簡単に手に入る」と言います。 そして、右の赤い札は、妊婦や骨折した人など“TEMPORARY(一時的)”に病気になった人や何らかの事情で車いすが必要になった人などに発行されるもの。これらの札を所有していない人が障害者用駐車スペースに車を停めると、罰金が科せられます。つまり、これらの札を掲出している人は、見た目などではわからずとも「お医者さんの診断によるものなので、“家族なんだな”とか“内部障害なんだな”と思ってもらえるので、日本もア

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(2020/07/26)