昌平vs市船の練習試合にJスカウトが多数集結!プロ注目のエースストライカーがラストプレーで決勝弾!!(SOCCER DIGEST Web)

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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う活動自粛により、埼玉の強豪校、昌平高は2月23日の流経大柏戦以降、対外試合ができていなかった。それからちょうど5か月後となる7月23日に、昌平高グラウンドで市立船橋高を招き入れ、A戦(35分×2)とB戦(35分×2)の練習試合が行なわれた。 【PHOTO】2020年の高校サッカー界を彩る主な注目選手!~関東編  白熱した攻防が繰り広げられたA戦において、勝負がついたのはスコアレスで迎えた2本目のラストプレーだった。センターライン付近でボランチの柴圭汰が鋭い出足でインターセプトをすると、そのまま左サイドを突破してグラウンダーの折り返し。これを昌平のエースストライカー・小見洋太が正確なファーストタッチからGKの位置をよく見て豪快にゴールに突き刺した。 「35分ハーフですが、久しぶりの試合でしたので、最後の方はかなりしんどい部分はありました」  試合後、小見は久しぶりの実戦に素直な感想を口にした。彼は昨年度の選手権において同じ2年生のプロ注目MF、須藤直輝と前線でホットラインを形成し、ベスト8進出の原動力となった。アジリティとボールコントロールに長け、何より抜群の動き出しで相手の間隙に入り込む動きに、Jクラブのスカウトも舌を巻いた。  だが、まだ進路は決まっていない。選手権の段階であるスカウトが「高3での成長ぶりを見て判断したい」と口にしていたように、彼は『要注目』の存在ではあるが、即獲得を決定する選手ではなかった。その後コロナ禍でプレーを披露する場所もなく、Jクラブの練習参加も出来ない厳しい状況に置かれたが、彼のプロへの想いは一切変わらなかった。 「僕の中ではプロを第一目標でやっているので、再開後の時間がない中で結果は例年以上に求められるからこそ、休みの期間中もいつ再開してもいいように準備はしておきました。再開後は練習の一つひとつ、こうしたひとつの試合を本当に大切にしないといけないと思っています」  この試合、ピッチサイド中央に置かれたテントには、多くのJクラブのスカウトが集結した。この試合が『ただの練習試合』ではないことは、その雰囲気からして理解できた。このチャンスをモノにすべく集中して臨む一方で、5か月ぶりの実戦で思っている通りのサッカーができない可能性があることも理解していた。だからこそ、「結果を出すのみ」と彼の中で

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(2020/07/26)