Moto3アンダルシア決勝:鈴木竜生、完全勝利ポール・トゥ・ウィン! タイトル争いに名乗り(motorsport.com 日本版)
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ヘレス・サーキットでの連戦となったMotoGP第3戦アンダルシアGPのMoto3クラス決勝が行なわれ、SIC58 Squadra Corseの鈴木竜生がポール・トゥ・ウィンで今季初優勝を挙げた。
【リザルト】MotoGP第3戦アンダルシアGP Moto3クラス決勝
日本人ライダーが6名が参戦するMoto3クラス。予選では鈴木竜生が3戦連続のポールポジションを獲得し、小椋藍(Honda Team Asia)が2番手に続くなど、日本勢には大いに期待がかかった状態での決勝レースを迎えた。
現地は先週に引き続いて猛暑に見舞われており、Moto3クラスのレースが行なわれる段階で気温30度、路面温度40度というコンディションで22周のレースがスタートした。
まずは鈴木が順当にホールショットを奪って隊列を先導。ガブリエル・ロドリゴ(Kommerling Gresini Moto3)、小椋、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、トニー・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)といった面々が数珠つなぎとなってオープニングラップを終えた。
集団はなかなか細分化されず、2周目からは時折フェルナンデスらが鈴木を追い抜くシーンもあったが、ここは返す刀で鈴木が抑えきった。
先頭集団は鈴木を筆頭に周回を重ねていくが、1秒以内に10台がひしめく大きな集団にままレースが進行していった。
6周目から先頭ではフェルナンデス、ロドリゴ、鈴木の3名によるトップの入れ替えが度々発生。ただ鈴木は後方に沈むことはなく、即座に先頭を奪い返すという戦い方を繰り広げていった。
後方では8周目に佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)とアンドレア・ミーニョ(SKY Racing Team VR46)がターン1で絡んで転倒。また9周目には先頭集団の中で走行していたジャウマ・マシア(Leopard Racing)がターン9で転倒し、アウト側に位置していた小椋を巻き添えにクラッシュしてしまった。とばっちりを受けた格好となった小椋は再スタートこそ切ったが、後にリタイアを選んだ。
レースを半分消化した頃でも、先頭は未だに鈴木。ただ集団も9台と大きなままで、ギャップを築くには至っていない状況だ。2番手のロドリゴは度々鈴木に仕掛けるが、突き放すだけ