話題の「SDGs」って? マインクラフトで小学生向け教育(BCN)

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 突然、「SDGs」といわれても、ピンとくる人は少ないだろう。しかし、シミュレーションゲームをプレーしているときに「環境問題の解決」といった目標が出てきたら、クリアするためにも「なんとかしよう」と思うはずだ。こうした現実の問題を自分事として学ぶためのイベントを、ソフマップとイノベーションパワーが7月19日にオンラインで開催した。 ●ゲームを通じてSDGsを身近に  SDGsとは、「持続可能な開発目標」のこと。環境や貧困などの問題を解決するために国連総会が掲げた2030年までの行動計画だ。達成するためには、全人類の協力が不可欠だが、日々の生活に追われている中で地球規模の問題を気にかけるのはいささか難しい。これをゲームに落とし込み、疑似的に体験してもらおう、というのが今回のイベントの趣旨だ。    使用するゲームは「マインクラフト」。小学生にも人気のゲームソフトを使うことで、参加しやすく工夫している。今回は、小学生11人と中学生1人(参加予定の妹が体調不良だったため代理)の計12人が参加。参加者は三つのチームに分かれ、MODを使ってあらかじめ用意された三つの国をそれぞれ運営する。最終的なクリア条件は、全ての国を初年度の状態よりも発展させること、そして各国固有の目標を達成することだ。  それぞれの国には、自然が少ないもののエネルギーが豊富にある砂漠の国、ほどよいバランスを保った先進国、エネルギーが少ないものの人口が多い新興国などの特徴があり、保有する資源が異なる。参加者は、こうした国の代表としてゲームをプレーし、期限である4ターン目までに目標を達成しなければならない。    1ターンは25分間のプレー時間、25分間の国際会議で構成されている。プレー時間中には、農業や建築、エネルギー開発を進め、ターン終了時に納品する資源を確保する。納品する資源が多ければ多いほど人口は増えるが、人口が増えるとその後、必要になる資源が増える。一方、国を発展させるためには人口が必要なので、バランスを見極めるのが大切だ。 ●国の運営を疑似体験、「国境閉鎖」の判断も  プレー時間には、イベントも用意されている。例えば、「疫病が発生した」という、時節柄、コロナ禍を想起させるイベントが発生した。発生源となった国の代表を務める小学生は、すぐさま「国境を封鎖しましょう」と提案し、各国との貿易を一

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(2020/07/26)