持ち主不明の服で決めポーズ クリーニング店老夫婦のSNSが話題に/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台中中央社)クリーニング店を経営する80代の老夫婦が、持ち主から忘れ去られた各種の服を着用してポーズを決める写真の数々がSNSで話題となり、欧米の大手メディアにも取り上げられる人気となっている。 老夫婦は、中部・台中市后里で1950年にクリーニング店「萬秀」を開いた張萬吉さん(83)とその妻、許秀娥さん(84)。客がクリーニングに出したまま取りに来ない服が多く、1999年の台湾大地震では数百着を寄付した。その後も定期的に、慈善団体に届けているという。 写真投稿を勧めたのは、大学卒業後、仕事で世界各地を回り、昨年末に郷里に戻ったという孫の張瑞夫さん。新型コロナウイルスの影響で家にいたところ、忘れられた服が山積みになっているのに気付き、持ち主に思い出してもらう手段として、写真共有アプリ「インスタグラム」を思い付いた。 早速、友人にもアドバイスしてもらい、借りてきたバッグや帽子、サングラスなども組み合わせて、数ある服を祖父母用にコーディネート。店内の洗濯機や乾燥機を背景に撮影した写真を投稿したところ、フォロワー数が20万人超に膨れ上がり、英BBCや米ニューヨークタイムズでも報道された。 以前は店番しながら居眠りすることもあったという萬吉さんの生活は一変し、今では、若々しい格好をすると「30歳若返ったようだ」と眉を細める。また、写真を見て自分の服だと気付き、来店する人がいるのが「とてもうれしい」と喜び、これからも投稿を続けたいと意気込んでいる。「大抵の人は、本当に老けたのではなくて、心が衰えただけ」と話す妻の秀娥さんも“モデル”生活を満喫しているようだ。 (蘇木春/編集:塚越西穂)

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(2020/07/25)