新大関・朝乃山が近大先輩・宝富士撃破で自己最多7連勝 初のストレート給金に王手も「何も意識はしてない」(スポーツ報知)
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◆大相撲7月場所7日目(25日、東京・両国国技館)
2006年夏場所の白鵬以来の新大関Vが期待される大関・朝乃山(26)=高砂=は、母校・近大の先輩で平幕・宝富士を難なく寄り切り、初日から自身最多7連勝を飾った。新大関では11年九州場所で初日から9連勝の琴奨菊以来となった。
激しく当たった立ち合い後、いなされてやや泳ぐも、「足がついていったので、相手よく見ながら攻めきれた」と冷静だった。得意の右四つではなく、左をさす形となったが構わず圧力。「突き落としがあるので、それを頭に入れながら攻めれました」。危なげない内容で近大OB対決を制した。
今月14日には、新型コロナウイルスの影響で活動を自粛していた母校の近大相撲部が再始動。大会の中止が相次ぐなど、朝乃山は後輩たちを思いやり、「(7月)場所が開催されて、ぜひ応援していただきたいですし、自分らが頑張れば後輩も、自分たちで何か考えてやってくれると思うので、諦めず前に進んで欲しい」とエールを送った。
自己最多7連勝で、初のストレート給金にも王手。それでも、新大関は「7連勝とか何も意識はしてない。一日一番自分の相撲をとりきることだけ。あとは結果にながってくると思う」と先は見ずに白星を積み重ねる。