立命館慶祥・渡辺、実戦初登板で初完封/南北海道(日刊スポーツ)

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<高校野球南北海道大会:立命館慶祥2-0札幌光星>◇25日◇札幌地区Iブロック代表決定戦◇札幌円山球場 【写真】南大会出場を決め喜ぶ立命館慶祥の選手たち 立命館慶祥が札幌光星に2-0で競り勝ち、夏は10年以来の道大会進出を決めた。 背番号10の渡辺純太投手(3年)が実戦初完投で、9回被安打4で初完封した。「後ろに(背番号1の)岡田(和畝)君がいるので、初回から全力でいった。まさか、ここまで投げきれるとは思わなかった」と自身も驚きの快投で、南大会切符を引き寄せた。 横山蔵人監督(59)が来年3月に定年を迎える。来春以降の指揮は確定しておらず、同監督から選手たちには「最後の夏になるかもしれない。8月9日“野球の日”の(南大会)決勝で勝とう」と言われている。渡辺は「僕らにとって最後の舞台ということに変わりはない。気持ちを込めて戦い、僕らも監督にも、いい夏にできたら」と前を向いた。 昨秋の地区代表決定戦の東海大札幌戦、渡辺は0-6の8回から登板し、3安打を浴び7点目を奪われコールド負けした。「秋の悔しさを晴らしたかった」と、6月の練習再開後は2日に1回、投手陣全員で早朝ポール間走を行いスタミナをつけてきた。「完投して体力がついたのが分かった。南大会も全力でいける」。自身初の道大会で、成長ぶりを披露する。【永野高輔】 ▽7回1死一塁で右直捕球後、素早い送球で飛び出した一塁走者を刺した立命館慶祥の相馬琉吾右翼手(3年) 送球の練習はしっかりやってきた。ボールを取った後、走者が出ているのが見えたので、すぐに投げた。 ▽札幌光星の合坂真吾監督(44) 7回の走塁ミスが大きかったが、ミスした2年生にもう1回挽回のチャンスを与えようと3年生が、一生懸命つないでいた。2年生にもいい経験になった。バッテリーもそこで崩れず、しっかり切り替えてプレーしていた。 ▽9回1死一塁で代打で登場し三振に倒れた札幌光星の今村圭佑主将(3年) 最後は低めの変化球を振らされてしまった。自分の実力不足。でも、緊張せずにしっかりと打席に入れた。悔いはない。 ▽8回被安打9も2失点と粘投した札幌光星のエース河合飛翔(とわ、3年) 一時はバラバラになりかけたチームが練習試合をやるにつれ、みんな気持ちが上がっていった。序盤に僕が点を取られていなければ負けはなかった。僕の責任。

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(2020/07/25)