抗議デモとファッションの歴史的関係。「黒人トランスジェンダーのいのちは大事だ」集会と白いユニフォーム(GQ JAPAN)

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2020年5月から6月にかけて、世界中で、黒人差別ひいてはあらゆる人種差別にたいする抗議デモ「BLACK LIVES MATTER」(黒人のいのちは大事だ)が起きたことはご存知のとおり。参加者の服装には統一性があったとはいえず、制服を着て武装した警察官たちとは好対照のごたまぜぶりで、それはまぎれもなく、この運動が人種も出身も社会階層も育った文化も異なる人たち、つまりはピープル=人々、による運動であることを雄弁に物語ってもいるのだった。 ところが、6月14日に、全米各地で開かれた黒人トランスジェンダーの人々にたいする暴力に抗議する「BLACK TRANS LIVES MATTER」(黒人トランスジェンダーのいのちは大事だ)の集会では、様相の異なる光景が見られた。全米各地でのこの集会は、その数日前にオハイオ州とペンシルバニア州で2人の黒人トランスジェンダー女性が殺害されたことがきっかけになったものだったが、米・ニューヨーク市のブルックリン博物館の前でのそれには、約1万5000人の参加者が集まり、なんと参加者が揃いも揃って真っ白い服を着ていたのである。

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(2020/07/25)