早指しの天才も一蹴 藤井聡太棋聖、圧巻の2連勝 超早指しでさらに輝き/将棋・AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES)

【リンク先抜粋】
 プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント、チーム永瀬VSチーム天彦が7月25日に行われ、第3局でチーム永瀬・藤井聡太棋聖(18)がチーム天彦・阿部光瑠六段(25)に勝利した。藤井棋聖は、この日2局目の登場で、第1局の斎藤慎太郎八段(27)戦に続き2連勝。早指し早見えで定評がある阿部六段に、全く危なげない勝ち方で、さらなる輝きを放った。 【動画】永瀬二冠&藤井棋聖、大爆笑シーン  タイトル戦などでは長時間の対局が続き、序盤からの長考も注目される藤井棋聖だが、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という、超早指し棋戦では、その強さが一層際立っている。個人戦だった第1回、第2回大会と連覇。将棋界「最速最強」の座についた。  阿部六段との対局は藤井棋聖・居飛車、阿部六段・三間飛車の対抗形。両者、しっかり囲い合っての戦いに見えたが、気づけば崩壊していたのは阿部六段の美濃囲いだけ。藤井棋聖の強固すぎる銀冠が活かされ続ける会心譜となった。  対局後、藤井棋聖は「対抗形の将棋となって、序盤から難しかったです。最後、玉頭の厚みを活かして勝つことができました」と笑顔。解説の佐々木勇気七段(25)も「1手半は余している」と絶賛していた。  公式戦でも連日、長時間対局が続く中、疲れの色も見せずにさらに強い将棋を見せ続ける藤井棋聖。最終3局目は、どんな将棋を展開するか。 ◆第3回AbemaTVトーナメント  持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。 ◆決勝トーナメント進出チーム  チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷

続きはこちら

(2020/07/25)