名人3期の底力 佐藤天彦九段、絶体絶命から大逆転劇 視聴者も「尋常じゃない」と大興奮/将棋・AbemaTVトーナメント(ABEMA TIMES)

【リンク先抜粋】
 プロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の決勝トーナメント、チーム永瀬VSチーム天彦が7月25日に行われ、第5局でチーム天彦のリーダー・佐藤天彦九段(32)がチーム永瀬・増田康宏六段(22)に勝利した。第2局と同じ顔合わせとなった対局は、増田六段が終盤まで押していたものの、最終盤で佐藤九段が大逆転。名人3期の底力に、視聴者たちにも大興奮となった。 【動画】永瀬二冠&藤井棋聖、大爆笑シーン  これがリーダーの働きだ。佐藤九段の後手番で始まった対局は相掛かりに。序盤から大駒の交換が続く派手な展開になったが、主導権を握ったのは増田六段の方。終盤までリードを奪われ続けた佐藤九段は「ちょっと均衡を保つのが大変で、終盤は敗勢でした」と、はっきり負けを覚悟した。それでも王手ラッシュで勝負を諦めない姿勢を続けた。一瞬でも隙を見つければ、そこは将棋界で最も歴史ある名人の座に3期ついた実力者。あっという間に逆転し、貴重な1勝をチームに持ち帰った。  チームは負ければ後がなくなる苦しいところ。追い詰められても、チームメイトのために戦い続けた姿は、日頃“貴族”と呼ばれる優雅な雰囲気よりも、まさに勝負師といった様子。これには視聴者の胸を打ったようで、中継していたABEMAのコメント欄では「粘りが一流過ぎ」「尋常じゃない強さ」と絶賛の声が多数寄せられていた。 ◆第3回AbemaTVトーナメント  持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局。全12チームが4つの予選リーグに分かれて戦い、各リーグ上位2位までが予選通過。決勝トーナメントは5本先取の9本勝負で行われ、勝ち越しが決定した時点で終了する。1チームは3人で、各棋士は1試合につき最低1局、最大3局の範囲で指す必要がある。対局者は各対局前に決定する。優勝賞金1000万円。 ◆決勝トーナメント進出チーム  チーム渡辺、チーム永瀬、チーム康光、チーム三浦、チーム久保、チーム天彦、チーム広瀬、チーム糸谷

続きはこちら

(2020/07/25)