「じわる」、お嬢さまならなんていう?  翔んでお嬢さまことば講座(25ansオンライン)

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そもそもお嬢さまことばの元祖は御所ことばなのです。主として京都の御所にお勤めの女房さん達が使っていたことば(女房詞といいます)から変化しつつ使われてきたものといえます。 女房詞には当時の御所での流行のことばや、ご自分達だけの隠語もふくまれます。つまり現代の流行ことばがつかわれるのとおなじです。女房詞の内容は御所という環境とその生活行為に相応しいものでした。今とは関係ないというわけではなく、そこにはやさしく美しいことばづかいの糸口があります。そのことは流行ことばを作ったりつかったりすることの参考になります。 御所ことばは時代と共に一般化したことばもあります。そのことばは我々の生活環境にも適応して我々が好む表現である場合のものです。そして時代と共に生活環境と共に変化していきます。年配者は昔覚えた言葉の意味とつかいかたに固執し、若者は昔からの言葉を覚えるより自分たちの今を表現したい気分なのです。新しい流行ことばは急に使われ終わります。時代の変化が恐ろしいほどのスピードだからです。スピードにのることが必須とお思いでしょうけれど大切なのはご自分自身です。めまぐるしさに自分をなくさずご自分がことばを選ぶことで、ご自分の考え方と個性ができて自信が持てるようになります。 女房詞が作られるには色々な法則がありました。そのすべてはさておき(長くなりますので拙書「雅な日本語」をご参照下さい)現在、流行っております「じわる」をお嬢さまことば風にいうとすればどうなるかを考えて見ましょう。 流行ことばを作りたい方、言い換えて、べつなものにして遣いたい方のご賛同いただけたら嬉しく思います。

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(2020/07/25)