【中日】井領雅貴、ヘッスラV打で6年目初お立ち台!妻と選んだ登場曲でパワー充てん(スポーツ報知)
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◆JERAセ・リーグ 中日1―0阪神(25日・ナゴヤドーム)
がむしゃらに1点をもぎ取りヒーローとなった。スコアレスの7回2死三塁。「浮いた球を何とかいってやろう」。中日・井領雅貴外野手(30)が西勇から三遊間へゴロを転がし一塁ヘットスライディングで決勝点をつかみ取った。
プロ6年目で初のお立ち台に登壇した。「周りを見る余裕がなかった…」と余韻に浸ることはできなかったが、4971人の歓声を独り占め。「何とか勝つことができて良かった。うれしい気持ちです」と謙虚に頭を下げた。
1番打者としては2試合連続で今季4度目のスタメン。終盤に逆転されたものの24日の同カードでも、打てば先制2点打、守ってもフェンス激突の好守でチームを鼓舞。地声は低いがグラウンドに出れば1、2トーン声色を上げて盛り上げ、ムードメーカーとしてもチームに欠かせない存在になっている。
開幕してから偶数打席ではスミカの「センス・オブ・ワンダー」を登場曲に採用。ナゴヤD内のファンが自然に手拍子するポップな曲は、妻・千尋さんとテレビを見ているときに「これいいんじゃない?」と二人の意見が一致した。「ファンのみなさんの声援は届いている。より頑張れます」と力になっている。
与田監督も「試合前、試合後も非常に練習に取り組んでいる。試合に出ていないときも声を出すという姿が、こういう結果につながった」と称賛。チーム浮上のきっかけは、泥臭い一本だったりする。