東京Vは山形の堅守を崩せず。悔やまれた13分の決定機逸(SOCCER DIGEST Web)

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[J2リーグ7節] 東京V0-0山形/7月25日/味の素スタジアム  6節終了時点で12位の東京Vと、20位の山形との一戦は、記者席に座っているだけで汗ばむ状況下で両チームとも立ち上がりから激しい攻防を繰り広げる。ホームの東京Vがポゼッションサッカーを展開すれば、アウェーの山形は前線からのプレスで対抗。10分過ぎまでは互いに譲らない展開となった。  そんななか最初に決定機を迎えたのは東京V。13分、藤本の絶妙なスルーパスに抜け出した井上がGK櫛引と1対1になる。しかし、ドリブルで持ち込んだ井上がGKをかわしてシュートはポストを叩き、そのこぼれ球に反応した端戸がすかさず狙ったシュートは相手DFに阻まれてしまった。  19分に山形の山岸に強烈な一撃を浴び、続く21分にも山形の大槻に際どいシュートを打たれるものの、13分の絶好機をきっかけにペースを握るようになったのは東京Vだった。緩急を使い分けたパスワークで相手の急所を突き、敵陣に迫るシーンが徐々に増えていった印象だ。  ただ、山形も完全に押し込まれていたわけではない。CBの栗山を中心に迫りくる緑の波の食い止め、13分のような決定機を与えなかった。  両チームとも決め手を欠き、35分以降は膠着状態となった試合は前半を終えて0-0。一時はペースを握ったかに見えた東京Vも消化不良のまま後半に突入した。    後半の東京Vは古巣対戦となった井出がパスワークの軸になり、山形陣内へと攻め入った。しかし、パスは繋がるものの、岩のように堅い山形の守備をなかなか崩せない。56分に井上が良い位置から狙ったシュートもGKの正面と明らかに決定力を欠いた。  山形のパスミスもあり、60分以降は攻めのスタンスをさらに強めた東京Vだが、それでもゴールをこじ開けられない。パスの狙いどころは決して悪くないものの、相手の粘り強いディフェンスに何度も、何度も跳ね返された。  対する山形は組み立て/仕掛けの局面で効果的なプレーが少なく、東京Vと同じく絶好機をあまり作れずにいた。後半途中からシャドーに入ったブラジル人FWのヴィニシウスも起点になれず、得点の匂いはしなかった。  75分を過ぎてもスコアは動かない。称賛すべきは押し込まれながらも集中を切らさなかった山形の守備で、3バックの左に入った松本のプレーがとりわけ印象深かった。  試合終盤、

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(2020/07/25)