男子校・女子校という選択[高校受験](ベネッセ 教育情報サイト)

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男子校はバンカラで荒っぽい男子が、女子校はおしとやかでお嬢様タイプの女子が行くところ……といったイメージをお持ちのかたも多いかもしれませんが、近年の実態はむしろ逆だと感じます。 男子校にはおとなしめでやさしい男子が、女子校には元気で主張のはっきりした女子が多いという印象です。これは異性の目がないので、”らしくあらねば”と意識せずにすむからだと思います。 共学校の場合、理科の実験ではガスバーナーに火をつける、薬液を混ぜるといった実作業は男子が率先してやり、女子は記録係にまわるといった姿がよくみられます。これは実験を「仕切る」よりはフォローに回るほうが「女性らしい」という感覚が、今の日本の社会にはまだ根強いことと無関係ではないと思われます。女子校では実験の準備も、文化祭の準備などでの大工仕事もすべて女子がやります。 また、女子校の体育祭の多くは、共学校や男子校と違う意味でとても見応えがあります。面白いことに、女子校では学年縦割りのチーム戦ではなく、学年対抗のところが多いですね。女子の場合、そのほうが横の団結力を生かせて活気が出るのだそうです。 先日見学したある女子校は、赤、黄色、白など「学年カラー」が決まっていて、その色をテーマカラーとした学年ごとのエール交換など素晴らしいものでした。毎年、高3生が勝つことがほとんどだそうですが、各学年が団結して本気で戦い、清々しいまでの迫力がありました。これも男子の目を意識して「かわいらしく」振る舞う必要のない女子校ならではかもしれません。

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(2020/07/25)